#セトコーヒー

出張カフェのスケジュールや、コーヒーにまつわること書いてます。

コーヒーを振る舞うということだけがコーヒーを振る舞うという意味ではないっ!

以前つとめていた喫茶店は、

ショッピングモールの中にあったし、

鶴見緑地公園の近くという

緑のおおい地域性からか、

若い夫婦や親子連れのお客さんが多かった。

そしてコーヒー専門店である

コーヒーハウスだったので、

コーヒー好きのお客さんが多かった。

 

つまり、コーヒー好きの妊婦さんもいた。

妊娠中や授乳期のひとが、

どうコーヒーと付き合うかも

考えなければいけなかった。

妊婦さんがコーヒーを飲むと、

胎盤を通じて

母体に行くのと同じ濃度のカフェインが

赤ちゃんにも伝わるらしい。

だけどコーヒーの味や香りが好きだったり、

飲むとリラックスできるというひとは、

コーヒーや珈琲豆を求める。

そんな方のために、

カフェインレスコーヒーなんてのも

扱っていたなあ。

くわしくは知らないが、

カフェインを抜く工程で

薬品ではなく水を使うため

人体への悪影響は皆無だとか。

 

味は普段わりと良い豆で淹れる

コーヒーを飲み慣れていると、

やや淡白に感じるんだけど、

いまでいうノンアルコールビール

みたいなものと思えば、

その存在は、ひとによっては

ものすごくありがたいものだろうな。

 

いや、なんか、

基本的にコーヒーしか出さない

出張カフェをやっているので、

コーヒーが苦手なひとや

コーヒーを飲めない状態のひとのことも

考えないとなあと思った。

 

苦手なひとのことは以前から

考えていて、

いまのところの対応は

「まあまあいっぺん飲んでみて」

と勧める、

というものだ。

もちろん体質的にだめ!ってひとは別にして。

そのひとが苦手としているコーヒーと

ぼくの淹れるコーヒーが同じものだとは

限らないから。

 

そして妊婦さんをはじめ、

飲みたいけど飲めない状態のひとには、

カフェインレスコーヒーや

水だしコーヒーを扱うというのが

妥当だろうなあ。

水だしコーヒーには

カフェインは含まれるんだけど、

熱湯でドリップするときと比べ

3割ほど少ないそう。

少ない杯数なら

問題なく飲めるようですよ。

 

では、

コーヒーが苦手で、なおかつ、

コーヒーが飲めない状態のひとに対しては

どうすれば良いのか。

 

コーヒーの、

カフェの、

その役割とは何だったかを考えたい。

コーヒーを淹れるぼくが相手に与えたいのは何か。

別にコーヒーを飲んでもらうために

コーヒーを淹れているわけではもちろんない。

ほっとしてもらいたい。

安心してもらいたい。

肩のちからを抜いてもらいたい。

そこに集まるひとと

同じ時間を共有してもらいたい。

日常の些事を忘れてももらいたい。

自分本位になってもらいたい。

わがままになってもらいたい。

コーヒー一杯飲むくらいの時間なら、ね。

 

となるとぼくは

別にコーヒー淹れなくっても良いなあ。

 

えーと、まあ、

話にも出たので

例えば妊婦さんの場合。

そこの妊婦さんよ。

ぼくはコーヒーを淹れる代わりに

これを提供します。

すすめます。

 

映画『うまれる』上映会をな!

兵庫県西宮にあるライブバー「NU-VU」で、

8月11日上映だってさ。

コーヒーを通じて繋がったカフェのひとが

教えてくれたイベントですよ。

 

脈絡のない告知だけど、

理由は推して知るべし!

このタイミングに

このイベントを知っていた偶然に

意味はあるのか。

きっと、別に、ない\(^o^)/