芦屋の一角で

11月はセトコーヒーがけっこうたくさん

オープンしていたのである。

ふだんはいくつかのお店さんの

スペースをお借りして、

場所ごとに月イチペースで

おこなわさせてもらっているのだけど、

１１月から週イチで間借りさせてもらって

セトコーヒーしているところがあります。

大阪を離れ、

そこは阪神沿線・深江駅前、

駅南出口すぐ、養老乃瀧のお向かいの路面店。

「Ｖｉｎｃｅｎｔ　Ｖａｎ　Ｇｏｇｈの店」。

ＢＡＲですね。

しかしただのＢＡＲではなく、

オランダ王室ご用達のフレーバーウォッカを

専門的に扱っている、

日本でも、関西ではさらに、珍しいお店。

――のお昼から夕方、営業開始前に

お借りしているわけであります。

毎週月曜、12～１８時です。

セトコーヒーとしては、

馴染んだ土地を離れての営業なので、

また新たにコーヒーを気に行ってもらいなおさないと

ならない。

毎回、勉強になります。

思えばこれまで一見のお客さんは

ほとんどいなかった。

でもここでは

最初は一見のお客さんに

まず来店してもらわないとはじまらない。

これはたいへんだ！

でもいろいろ思索、たのしい。

メニューくふうしたり、看板つくったりね。

１１月の４週を終えて、

今日で５週目。

手ごたえを感じるようになってきました。

いや、しかし、

一見さん来てくれるのめちゃめちゃ

うれしいですね。

うれしすぎて緊張して

ちょっと接客ちゃんと出来ないくらい。

そして、大阪の友だちも

わざわざ足を運んでくれたりも

するのである。

めちゃめちゃうれしいです。

ぼくはいつのまにこんな

しあわせ野郎になったのだろうか。

とはいえ、まだまだこれからなのだ。

店構えも、立地も、

すごく良いところなので、

いろいろ試せば試しただけ

反応がある、ような気がする。

まあとにかく、

もっとここで遊ぼうかと思います。

いっしょけんめいに。