#セトコーヒー

出張カフェのスケジュールや、コーヒーにまつわること書いてます。

あつまる音の波形はきっと鮮やかなグリーン

あるものとあるものの、その間。
ふたつのものは性質の違うそれぞれである。
共存はできない。
あるいは混ぜると爆発を起こす劇物。
お互いを捕食しあう野生のけだもの。
または、物質と反物質。
 
しかしそれらはすべて、
ほんの少しの違いしかない
似たもの同士たちでもある。
 
人間はどうだろう。
人間はみんな人間なのに、
同じ人間ではなくて、
それゆえに反発したりもすれば
寄り添ったりする。
反発しつかれたら、寄り添うこともあるし、
寄り添い過ぎてすれ違って、
逆方向に離れてゆくこともある。
 
あるものとあるものの、その間。
ふたつの要素の接触点に、
第三の要素を。
はかなく薄く、存在も不確かで、
人々はそれと気付かないくらい、
目に見えるのに透明な存在。
しかし、それがあることが、
反発、離別、爆発、崩壊、消滅を未然に防ぎ、
いやそれ自体に意志は無く、
ただそこにあることが、
当たり前の共存を保つかすがいとなる。
起こり得る、あらゆる種類の摩擦の、
その可能性すら気付かせない、
孤独な調停者。
 
もっと、目を向けるべきなのかもしれない。
彼がそれを望んでいなくとも。
誰かは讃えても良い。
皆でなくとも良い。
 
2013年の8月。
彼を、かのものを讃える者たちがいた。
かのものを讃える場所があった。
 
ツイッターなど眺めていたら、
そういう尊いおこないを
全力でおこなう心が視界にはいった。
 
知らないひとたち、知らない場所。
そこでそれはおこなわれていた。
それは儀式のようで、
固有の文化のようで、
つけ入りがたくもあり、
しかし同じくらいに、
強く、惹かれた。
 
だから行ってきました。そこに。
それを讃える場所に。
それを讃える人達に会いに。
それをともに讃えるために。
 

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《バランソニック2013》!!!!
@ BAR犬!!!!
バラン尽くしの作品展!
バラン尽くしの催し物!
バラン尽くしのBARメニュー!
話題の全てはバランで落ちる!
歌うもバラン、聴くもバラン!
私はバランになりたい!
 
そこにいらっしゃる全員が初対面。
ですが、皆さん暖かく迎えてくださいました。
バラソニ・オリジナル・カクテル、
バランニューデイを片手に、
たのしく交流する午前3時。
8月いっぱいおこなわれていた、
バラソニに、最終日31日の
クロージングパーティだけ参加するという
ことになってしまいましたけれど、
最後だけってのはどうなのか!?
とも思いましたけれど、
行ってよかった。
ありがとう!!
 
笑ってバラン 泣いてもバラン♪
 
バランの夢でねむりたい。
 
ここで出会いや出来事は、
あるいはバランがあればこそ、なのかも。
バランは、それは、
ことなるものを同じ場所に共存させるもの。
くっつきすぎるのは遠慮してしまうけれど、
お互い気になるあいつやこいつを
そのぎざぎざの隙間から伺って、
目と目が合ったらおともだち。
 
バランメーカーズにバラフィーさん、
BAR犬さん、そこに集ったお客さん、
ツイッターを通してこの素晴らしいおこないのことを
教えてくれた誰かに。
そして、バランに。
ありがとう!!!
 

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ふだんのBAR犬もきっとたのしい。