マジさについて／お知らせ・オブ・セトコーヒー！土日は家具展でマルシェで、出張カフェ！

あの、ロードバイクで普段は会社に出勤してましてですね、ロードバイクってのは、あの細っそいタイヤと前傾姿勢でまたがるフレームのレース発祥の自転車のことなんですけど、お気に入りの赤黒のスペシャライズド社製ロードバイクで通勤をしていて、で、先日帰り道の信号待ちしてたら、横にいたベージュのスーツとハットの紳士ってかおっちゃんが、
「おにいさん、それスペシャライズドか？」
って妙に嬉しそうな顔で言ってきて、
「あっはい。よくご存知で！」
と返すと、
「軽いか？」
「はい、このとおりっす」とフレームを持ち上げてみせたりして、
「ええのん乗ってるなぁ」
「ははぁ」
みたいなやり取りがあったんですけど、心が痛い。
おっちゃんの表情が、単純に興味あるものを見た子どもみたいに無邪気で、おそらくふた回りは年上っぽかったんですけど、年を重ねながらも、おとなとしての身だしなみとか社会性を身にまといつつも、無邪気さを保つことへの眩しさで、痛い。ぼくの心が。
んで、人見知りゆえに、対して会話を広げようとしない我が心根のツマラなさが自身を苛むトゲとなる。
と、同時にですね、紳士然と年齢を重ねたおっちゃんが無邪気に声をかける程度には「なんか良いな」と思わせた愛車のスペシャライズドがちょっと誇らしくもある。
まあ、なんか、無邪気さから出た何かで、たぶんホンモノで、故に、妙に心をざわつかす。
こう、生活してると、人の発言が本心か本心じゃないかわからなくなってくるし、本心じゃなくても聞こえが良かったり会話としてキャッチボール出来てるとそれで良くなってくる。
けど、いざ、なんか、全く知らん人から急に「いいねそれ！」みたいに、いきなり本心とわかる本心ぶつけられると、本心の威力を痛感する。
本心は、心をざわつかせ痛めつけ、同時に喜ばせたりときめかせたり、それ周辺全てゴールドにする性質がある。
それは、その言葉とかが、マジだからだ。
マジであり、それがちゃんとマジと伝わる（これが難しい）なら、その威力は強大だ。
まあ、あれです、今からコーヒーの話をしますけども、出張コーヒー屋なのでコーヒーの話に繋げていきますけれど、ハンドドリップコーヒーは、マジで淹れてそのマジさが珈琲豆に伝わるとちゃんとマジの珈琲となり、飲む人にもマジさが伝わる性質を持っている。
焙煎は自家焙煎珈琲店「喫茶 路地」さんにお願いしており、マジさをぼくがキャッチしているので、あとはそのマジさを生かし、増幅し、伝達させるのみ。
結果として、飲む人の心をマジでほっこりさせたらミッションコンプリーテッドです。
そんな感じの心象で週末。
セトコーヒーの出店2DAYSあります。

《ジョン・ダウランドについて（投げ銭LIVE）》
@ #上山隆久木工家具展
◆日時｜5月19日(日) 17：00開演
◆場所｜桜の庄兵衛（〒561-0881 豊中市中桜塚2-30-35）
◆URL｜https://syoubei.jimdo.com
◆備考｜展示会は5/12〜5/27までの開催。

◆MEMO｜
ライブに寄り添うドリンクを私セトコーヒーが担当します。流れゆく文化様式、数百年前の人間とその愛のありようを、ブレンドに込めようとします。

《 #天満ナチュラルマーケット vol.71 》
◆日時｜5月20日(日) 11：00～17：00
◆場所｜てんまのいえ（〒530-0041 大阪市北区天神橋4-12-9　イーストワール天四　2F）
◆URL｜https://www.facebook.com/events/627113174302962/?ti=icl
◆MEMO｜
自然でやさしい手仕事あつまる屋内マルシェでセトコーヒー。アイスコーヒーがそろそろ美味い季節じゃないですか。苦味の良いトコを狙い澄ましたアイスは、けっこうクると思います。ホットも努努油断はすまい！

そんな具合！
夏の入り口に立った我ら、マジのまじの真剣な、振り上げた太刀を何が起ころうとも振り切らんとするモノノフめいて技持ちたちが挑む、ぐっと来るイベントとその中身をガソリンに、季節のターニングポイントを走破せしめよう！
よろしく！