ポータブル喫茶店の話。それから4/16は天満ナチュラルマーケットvol.58!
あす4月16日(日)11〜17時はコチラ!
《天満ナチュラルマーケットvol.58》
@ 「てんまのいえ」
★ 〒530-0041 大阪市北区天神橋4-12-9 イーストワール天四 2F
☆Facebookイベントページ→ https://www.facebook.com/events/108830052959930/?ti=icl
セトコーヒーもくみする、しぜんでやさしい手づくりものマルシェです。
春の陽気に浮かされがてら、個性豊かな香りをかもした花めく出店たちにいざなわれください〜。
雑貨や飲食(一部テイクアウト可能)、マッサージやセラピーなどいろいろある。
テーブルもあるのでゆっくりするもよし、お菓子やコーヒーをテイクアウトして、そろそろフィナーレの桜色ピクニックと洒落込むのも良かろうです。
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そういえば、いつも忘れて書いていないのですが、セトコーヒーはコーヒーのテイクアウトにも対応しています。
コーヒーのテイクアウトって、あんまりしたことがない。意義がよくわからない。
いまは、テイクアウトメイン、店内の場合でも立ち飲みスタイルの「コーヒースタンド」が増えてきてますが、あまり使い方がわからない。
コーヒーを喫するときは、落ち着いて腰を据えて、ゆったりほっこりしたいではないか。
一方で、屋外やスタンドで、店名入りのスリーブを巻いたテイクアウト用ペーパーカップを持ってるひとに憧憬も感じます。
そのひとにはそのひとの、ぼくの知らないコーヒー感がある。
つまり、好きなコーヒーの楽しみ方の知らない側面。気になるあの子の知らない表情。
まあ、やってみたらハナシが早いのですが、コーヒーをテイクアウトして喫してみると、わかったことがある。それが店主こだわりのhighなコーヒーである場合に、わかることがある。
喫茶店やカフェは、持ち運べる。
うまいコーヒーがその手にあるとき、それが店内でなくとも、市街でも山林でも車内でも、そこがカフェになる。
コーヒーを喫する弛緩のひとときを過ごすことに、必ずしも店という場がいるわけではない。
スペースにお金を払うのではなく、スタイルにお金を払ってる。あらゆる場所がカフェになる。コーヒー好きなら、あるいは、テイクアウトをこそされたい。
へんな場所でコーヒーを飲んでみて、どんな気分になるかいろいろ試すのも面白い。コーヒー×場所の組み合わせをいろいろ試して、脳に起こるケミストリを観測したい。
「“そこ”でコーヒー飲む」というマーキングをしたい。香りと記憶は密接にリンクされるという。
旅先で、故郷で、あるいは、嬉しいとき、悲しいとき、大事なひとといるとき、別れのとき。
そういう人生の節目を必ずしもカフェで迎えるとは限らない。
そこで、テイクアウトカップから、アロマを得よう。テイクアウトカップでなくても良い。マイボトル(水筒)から、ごくりと、芳醇なエキスを得よう。
泣きながら、笑いながら、旅立ちの駅で、自分探しの山頂で、屋上で波止場で路地裏で。
そのときその度にそこに現れる、自分だけの空想喫茶店のマスターが語りかける声を聴こう。
それは言葉とは限らない。そのとき胸に去来するそのエモーションが言葉。
テイクアウトコーヒーは、内省の喫茶店を召喚すること。ロケーションとシチュエーションは自在です。あらゆる場所が喫茶店になる。
次に飲むコーヒーが違うコーヒーでも、呼び出す喫茶店のエイジングは進み、そのイマジナリ・オーク材の調度品は飴色の光沢を帯びていく。
ていねいに作られたコーヒーを持って出かけよう!
でも、ポイ捨てだけはカンベンな!
セトコーヒーでは、紙コップの底にエチケット袋を仕込んいます。(ゴミ箱なさそうな場所で出店の場合)
マイボトルもエコでクールで良いですね。
つまり、あれです、あんまり言ってないけどセトコーヒーはコーヒーのテイクアウトにも対応しています!
ともかく、あした4月16日(日)、天満ナチュラルマーケットvol.58をよろしくです。