3月の《いんたあばるカフェコラボ》終幕!レポートとコーヒーを淹れるということと伝えたきことと
ああ、日が暮れてきた。
快晴の月曜日。良いお天気であるほど、夕暮れはさみしい。
いや、さみしいのは、日中の日差しと踊りたりないからだろうか。
たっぷり遊んだあとならば、さわやかにバイバイと、お別れできるだろうか。そういえば昨日の夕暮れ時はぜんぜんさみしくなかった。
昨日は、《いんたあばるカフェコラボ》だったのです。
お陰さまで盛況でございました。
いろいろな方が笑ったり満足そうにごはんを食べたり、くつろいだりしている様子をみていると、こちらもほがらかな気分になります。
いい日だった。
お客様、コラボさせてもらった「もり弁」さん、「Choco美」さん、いつも場所を提供してくださる『いんたあばる』さん、関係各位の感謝です!!
えーと、まあ、イベントレポートです。
といっても、ありがたいことにお客様が途切れず、写真も撮影できていない。せっかく(?)素材も足りていないし、ふわっとしたレポートをしたためます。
職場の同僚が来てくれるということ
一見さんも、よく来てくれるお客様も、だいたいにして嬉しいのですけど、職場の同僚が来てくれるというのはまた別種の嬉しさがあります。
つい最近、職場で出張コーヒー屋をやってる話をして興味もってくれたひとが来てくれたのです。
いや、旧知の友だちが来てくれたときとかとも似てるんですけど、なんか、すごい個人的に、2つの本来混じり合うはずの無い世界が混じりあったような、アベンジャーズのような、カプコンv.s.SNKのようなわくわく感がある。
昨日はそういうことがあって嬉しかったのです。
ドリップ体験がなんか喜ばれた
今月からやってる隙間企画、「セトコーヒーのドリップ体験」ですが、昨日のイベント時も、ぼくが忘れていて前日の実施告知だったのも関わらず、「ドリップ体験」をめがけたお客様が何組かいらっしゃいました。
概要は、この写真みたいな感じで、
- 言う。
- やってもらう。
- のんで言う。
という、シンプルで簡易なものです。
ぼくとしては、如何にしてお客様がぶっつけ本番で美味しいコーヒーを淹れられるように教えるか、という部分を楽しんでいました。
幸い、体験をうけて下さった皆さん、美味しく淹れておられて、ぼくは、へへへ、と思いました。
体験をうけたい、というお客さんで多かった動機が、
「自己流で淹れているけど合っているかちゃんと知りたい」
というものでした。
たしかに、本で読んでも、内容を噛み砕くのは自分だし、答え合わせを著者さんにしてもらえるわけでもないしなあ。それに、珈琲店で淹れ方を見て学ぼうとしても、目に見えない部分まではわからない。
と、考えると、ぼくがお客だとしても、アドバイス付きのドリップ体験はありがたいかつ面白いかも。
とはいえ、思ったのは、拙ブログでも一度ちゃんと「コーヒーの淹れ方」について書かなきゃあな、ということ。
ぼくなんかがおこがましい……という部分はもちろんあるのですけど、同時に根拠のない自信もあったりするので、根拠のない自信をガソリンに「淹れ方」は書きたいと思います。
実は何度か書いているのですが、
観念的だったりマニアックだったりして、およそ参考になるようなシロモノではない。
ただ、上記の過去ログを書いたときも、ぜったいにちゃんと「コーヒーの淹れ方」を書こうとしていたので、次書くときも同じ様な感じになる可能性はあります。
それでもいいと思うんです。ぼくは。
コーヒーの淹れ方に正解はないですから。
最近ぼくの中で「これは良いコーヒーの淹れ方だ!」と思ってやってるのは、休みの日の朝、公園でハトを眺めたりしながら読書することです。
結果ほっこりした気分になることが美味しいコーヒーの条件としたとき、重要なのはほっこりでありコーヒーではないので、ハトがホロッホーと鳴いてる様子でも良いはず。
でも、出店中で、珈琲豆や器具があるときは、珈琲豆や器具を使ったやり方を伝える方が早いので、そうします。
たぶんそのほうが、喜んでいただけるのではないか。
また、「どんな器具を使えばいいか」「思った味にならないけれど何がいけないか」など質問も歓迎! なコーヒーです。「セトコーヒーのドリップ体験」は。
茫漠とした記憶の中からひろいあげたる言葉
なんかたくさんありがたいことや、おもしろかったことがあったのですけど、PCにいざ向かうと出てこないものですね。
ひとの記憶の儚さよ。
でもこれは言いたい。去年の春まで、《いんたあばるカフェコラボ》でご一緒していた、『hana』さんが、もうすぐ実店舗オープンするようです。応援しております!
そして、実は《いんたあばるカフェコラボ》は次回4月23日(日)で最後になります。BAR『いんたあばる』自体が閉店となるためです。「次」に向かうための前向きな閉店であるとのことですが、むちゃくちゃお世話になっても居りますし、思い出深い場所でもあるので、さみしいものですね。
しかし、それよりも、深い感謝を表明したし。『いんたあばる』という場所で、今までありがとうございます。もうひと月、よろしくお願いします!
したらな!